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2009年9月9日発行
《 セキュリティ管理編 》
受付を見ればセキュリティ対策レベルがわかる。
一見立派な受付と電話がおいてあります。
受付嬢がいるところは別にして、一般的には呼出ベルか内線電話です。
会社によって受付のあり方もいろいろです。
でも
訪問した会社の受付での手続きを見ればセキュリティレベルは丸見えです。
・受付に電話番号と丁寧に個人名が掲げてある時点でNGです。
個人名ではなく部署名にすべきです。
部署内の誰かが取って回すことになるため手間になりますが、
個人情報保護から見れば、安全の向上になります。
丁寧に座席表まであると、来訪者は丁寧に書き写す人までいます。
・最近では見なくなりましたが、来訪者記入が一覧記入になって
他の誰が来ていたか明らかなものもありました。
・来訪者の記入用紙のフォーマットがわかりづらいものがあります。
多くを記入しなければならなく手間がかかる会社も見受けます。
何分で記入できるか自分自身で計ってほしいものです。
・来訪者用名札がないところも、まだまだ多いのです。
社長の友達は、記入不要の顔パスなんてところもあります。
・ゾーニングが行われていない会社もみかけます。
宅配や郵便の人が執務室に入れるのも問題です。
※セキュリティ上のゾーニングとは、人の属性によって社内の行動範囲を
制限することです。社員と部外者では行動範囲が異なります。
社員でもサーバールームなどは決められた人のみ入室可能です。
・受付によっては、誰か来ているのかいないのかわからない受付もあります。
知らない人が受付で長時間居座っても誰もわからない受付もあります。
・ゾーニングの境界線は、誰にでもわかるようになっていない所もあります。
会社によってうっかり入ってしまうこともあります。
・どこが受付だかわからない会社もあります。
セキュリティ以前の問題ですが。そういう会社に限ってどこから入っても
誰も何も言われないのです。
・間違って入ってしまった部屋でも誰にも注意されない。
本来、ちゃんと訊ねて注意と案内を行うように社員全員が徹底されて
いなければならないはずですが。
・社内の人に偶然、後追いしてついているように見られただけで受付手続きを
しないで入室できるのは大問題です。誰も注意しないのも大問題です。
来訪者が名札を着用していなくても何も言われないのですから。
多くの会社を訪問していると、受付を見ただけでセキュリティレベルがわかって
しまいます。
会社の顔である受付のセキュリティはしっかりしてほしいものです。
盗難などの被害を未然に防ぐことができます。
同じ盗難でも最近は情報盗難も発生しています。