ソリューション&エボリューションのリュート株式会社
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  • 2009年8月3日発行

分割ラインです

  •  《 セキュリティ管理編 》
     
      
     情報を正しく管理する文化を育てる。
      
      
      最近、被害規模が大きい個人情報漏えい事故(事件?)が相次いでいます。
      技術の進化が急速で、人間の意識がついてきていない現状があると考えます。
      
      コンピューター技術者ならともかく、企業内ではOLや梱包のおばちゃん、
      派遣労働者やトラックの運ちゃんなど、コンピューターに関係のない人に
      とっては情報を正しく管理する術など知らなくて当然です。
      
      
      昔自動車が急速に増えた頃、ルールを守らない人による事故が多くなり、
      「交通戦争」と呼ばれた時代もありました。
      まさにコンピュータ時代。今がその時代ではないでしょうか。
      
      「一旦停止」
      「信号を守る」
      「見切り発車」
      「青信号は注意して進め」
      「制限速度を守る」
      
      
      交通事故を起こさないようにするには、どうすればいいのか。
      情報を正しく管理するには、どうすればいいのか
        同じ問題だと考えます。
      
      
      正しく情報を管理するという文化を形成しなければなりません。
        「車は急に止まれない」
        「情報は簡単に漏れ、一旦漏れると回収することはできない」
      
      車は生活の一部です。コンピュータも既に生活の一部です。
      
      ルールを文化として形成していく必要があります。
      そのためには、まず企業が率先してルールを作成して、
          漏れないように体制、規則、確認方法、見直し方法などを定めて、
           PDCAのサイクルで向上していく必要があります。
      PDCAといっても自社にあった成長が大事です。
        無理なく確実に伸ばしていく持続が大事な鍵となります。
      
      残念ながら、コンピュータ関連や印刷業関連など一部の業種に
        留まっており、他の業種ではまだ意識は低いのが現実です。
      
      
      また、企業内でも部門によって意識が異なります。
      営業が製造、開発部門ではセキュリティ意識が高くても、
      総務などの間接部門では低くなっております。
      会社全体で取り組む姿勢が必要なのです。
      
      
      情報漏えいや紛失による被害を失くしていくには、
      ルールを守ることは自分の身を守ることでもあります。
      
      正しい情報管理は、「急がば回れ」と同じで
               「便利には、義務を負う」です。
      
        「まっいいか、このくらい」 に加えて
        「おっと、うっかり」
      
      このような意識が、情報漏えいや紛失、部外者の侵入になっていきます。
      
      高額なセキュリティ機器やソフトを導入しても、
        扱う人の意識が引くければ、意味がありません。
      逆に高額な機器を導入しなくても、ルールを徹底すれば防ぐことは
      可能になります。
      
      
      情報を正しく管理する文化を浸透させましょう。
      いつ情報が漏れるかわからない不安から、
         安心して暮らせる社会へと変えていきましょう。
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