|
- 《 セキュリティ管理編 》
技術的安全管理対策を過信する危険。
技術的安全管理対策は、費用をかけるほど多彩な安全管理ソフトや
情報漏えい防止用のハードやソフトがあります。
でも
これに頼りすぎてしまうと、本来のルールを疎かにしてしまいます。
人間が本来もっている警戒心が薄れてしまい、
技術面の故障などで簡単に漏えいしてしまいます。
技術にばかり頼りすぎてしまい、
人間が本来もっているチェック機能が停止しまっている例は
他にもたくさんあります。
本来アシストするはずの技術が、
人間を怠惰にしてしまい、重大な事故につながっているのです。
・暗号化・パスワード保護を理由に、いい加減になる持ち出し管理
・ICカードによる入退室管理にまかせて疎かになる不審者への声かけ
・技術の弱点を狙った犯罪に気付かない、気付けない。
技術を過信して、あるべきルールを無視しないようにしましょう。
技術を過信しないことは、マンガや映画でも訴えています。
今の技術は完璧だと勘違いしていませんか。抜け穴はどこかに潜んでします。
人は、技術によって便利になったせいで忙しくなっているのも事実です。
そこまで気を回せないと反論もあります。
しかしルールは守るべきものです。
・パスワードも破られると考え定期的な更新も必要です。
・ルールを守らない人には注意をしましょう。
・おかしいと思ったら、人が直接確認しましょう。
技術はいつ壊れるか分からないことを前提に、
ルールを守ることで安全管理は2重・3重の強い防御となります。
技術に長けたものは、技術に溺れてしまうものです。
ルールと技術の両輪でこそ、強力なセキュリティ構築ができます。
|