2009_02_26－電源が入れっぱなしのパソコン。

２００９年２月２６日発行

分割ラインです

　《　セキュリティ管理編　》
　
　　
　電源が入れっぱなしのパソコン。
　　
　　
　　会社で使うパソコンや家で使うパソコン
　　　　　必要が無いときは、シャットダウンしていますか。
　　　
　　中にはずっ～と入れっぱなしという人も。
　　　一度電源を落とすと、立ち上げるのに時間がかかる。
　　　使いたい時に、すぐ使いたい。
　　
　　
　　単に電気が無駄なだけではありません。
　　
　　　・メモリの中に使われない領域が増えていきます。
　　　・ディスク内にゴミ箱に表れない不要なファイルが増えていきます。
　　　・上記の理由も含めて、処理速度が落ちていきます。
　　
　　
　　　　もっと恐いのは、外部から侵入してくる犯罪者です。
　　
　　
　　ちゃんとセキュリティ対策を行っていても安心できません。
　　　　外部からの侵入は、いろいろな手段で行われます。
　　　　
　　　・パスワードを順番に組み合わせて何万回とアタックして成功することも
　　　　　あります。
　　　・Windows　Update　が正しく行われていないと、セキュリティの脆弱点を
　　　　　利用して侵入してきます。
　　　・個人情報を盗み出したり、オークションや銀行のＩＤやパスワードも
　　　　　知らないうちに盗み出されてしまいます。
　　　・もっと恐いのは、一度侵入すると、ばれないようにパソコンを
　　　　　外部から操作できるように仕込んでしまうことです。
　　　・外部からの操作によって、犯罪に加担するパソコンに変身するのです。
　　　・迷惑メールやDos攻撃などの発信源に知らぬ間になっています。
　　
　　
　　
　　
　　パソコンは便利な道具ですが、
　　　　ちょっとした油断に悪者が入りこんでしまうのです。
　　
　　　1.使わないときは、電源を落としましょう。
　　　2.Windows　Update　は常に更新されるようにしましょう。
　　　3.ウィルス対策ソフトは、購入するだけでなく、ウィルスパターン
　　　　ファイルは毎日最新にしましょう。
　　　　　毎日数百～数千の新型ウィルスが作成されているのです。
　　　　　更新が遅いと感染してしまいます。
　　　4.使わない時、電源を切っている場合は、起動後まず最初に、
　　　　　ウィルスパターンファイルを最新版にしましょう。
　　　5.１週間に一度は、全体スキャンを実行しましょう。
　　
　　
　　
　　これを守ると、使いたい時に使えないと言われそうですでが、
　　　　ウィルスに感染すると、修復にもっと時間がかかります。
　　　　犯罪に加担して、警察からお呼びがかかると時間も気苦労もかかります。
　　
　　
　　　　起動時に時間がかかる、これが今現在の最新の技術力の程度です。
　　　　　高性能で便利だから、犯罪も同じく増えてきているのです。
　　
　　
　　　　　寝るときには、必ずパソコンの電源は落としましょう。
　　　　　　　　地球温暖化防止にも貢献しましょう。