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- 《 セキュリティ管理編 》
うっかりミスとの戦い。
うっかりミスは、いつ起こるかわかりません。
・ちょっとぼんやりしていて
・作業手順は間違っていないという自信
・急いでいて
うっかりミスの代表例
・メールのCcとBccの入力間違い
・個人情報の用紙をそのままゴミ箱へ
・携帯電話の忘れ物
・ちょっとした用事による車内放置による盗難
・誤ってファイル削除や上書き更新
単純ですが、うっかりミスは単独行動によるものが大半です。
複数の人間による確認
機械による補助
メールのCcとBccの入力間違い
文書作成する人と、送信者が同じために発生します。
期限よりもチェック優先の考え方を浸透させます。
ルールの遵守徹底
個人情報の用紙をそのままゴミ箱へ
目視検査がし易いように分別を正しくしましょう。
ゴミ箱を最終的に捨てる場合にも確認。
汚いなんて言っていられません。
携帯電話の忘れ物
SDメモリーカードには、バックアップデータを残さない。
必要ならばパソコンなどに移しておく。
紛失した時は、携帯サービス停止や操作ロックを申し込む
最近では、Web上のみに電話帳を登録しておく方法もある。
車内放置による盗難
移動中は肌身から離さない習慣をつけるように日々啓発する。
ノートPCや外部記憶媒体などは、暗号化・パスワード保護をかける。
誤ってファイル削除
ファイル削除防止用ツール(IO-DATAのiFileGuard等)を使用するか
コマめにバックアップを取る。
寝不足や残業続きの体調不良の要因をもったメンバーに重要な作業を
集中させない配慮も必要です。
うっかりミスは、体調不良の時にやりやすいものです。
2重3重の防御措置が必要になります。
うっかりミスを責めないで、
うっかりミスをしても、
事故を防ぐセーフティ対策も考えなければなりません。
たとえうっかりミスでも続けば
管理や教育体制などを指摘され信用をなくします。
人間はミスを犯すものと考えて、
可能な技術的補助や人間的補助を考えてセーフティ機構が
事前に働くように考えていかなければなりません。
うっかりミスであり、責めることはできないかも知れませんが、
便利さが高まると、社会に与える影響はますます大きくなっていきます。
安易な1回のクリックが、多くの人に脅威を与えることになります。
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