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  • 2009年1月30日発行

分割ラインです

  •  《 セキュリティ管理編 》
     
      
     簡単だけれど重要なクリアデスク
      
      
      「机の上をきれいにしなさい」と
           子供の頃から言われ続けてきた私です。
      
      
      情報技術が発達した現在では、
        机の上からも簡単に情報が漏れてしまいます。
          私もセキュリティの勉強を始めてから意識が変わりました。
      
      
      机の上をきれいにしなさい。とは
        うるさい小言レベルではなく、生活がかかった作業なのです。
      
      
      
      机の上に何かを置いていると、誰かに見られる危険性があります。
        ・通りかかった部外者
        ・お掃除のおばちゃん
        ・担当者へ訪問したお客様
      こんな人がちょっとしたスキに覗いていきます。
      別に悪気は無かったのだけれど、見えてしまった。
          なんてどこかで聞いた言い訳です。
      
      
      企業規模が大きい程、セキュリティ意識が高まってきていますが、
      
        中小企業では、まだまだそこまで意識がわたっていません。
        「うちには、盗まれるような情報はない」
        「そんなことよりも、今日の売上が大事」
        「面倒だ」
      
       中小企業といえども、立派に営業秘密や個人情報はあります。
       ただ意識が薄い。または優先順位が低いのです。
      
      離席するたびに、クリアデスクを実施するのが正しいのですが、
        最初から実施することは困難です。
          なぜなら、なぜ重要かがわかっていないからです。
      
      
      せめて出張や帰宅する時、長時間席を離れる時は、
        机の上をきれいにしましょう。
      
      
      
      セキュリティ意識は、
        社長からのトップダウンによる意識改革でなければ、
          全体に浸透しにくいものでもあります。
      
       まず
         不要な資料を捨てましょう。
         必要なロッカーを購入しましょう。
      
      
      すると購入費用の問題が必ず発生します。
        無理な場合でも、リスクを下げる工夫をしましょう。
      
        ・不要になったら捨てる。捨てる意識をつける。
        ・人目に付きやすい机の上の放置はなくしましょう。
        ・椅子の上、若しくは机の脚元の奥にしまいましょう。
        ・書庫などに全員がまとめ、わりやすく格納しましょう。
      
      
      机上に放置しているよりは、リスクを軽減できます。
        リスクを下げる方法は、必ずあります。
      
         知恵を働かせて、代替案を考えましょう。
      
      
      
        何も費用をかけることだけではありません。
         些細な注意が漏えいを未然に防ぎます。
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