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- 《 協力会社編 》
オフショア開発の流れは逆流する。
金融危機による影響で設備投資が減少した結果、システム開発の単価は
これまでにないほど大きく下がってしまいました。
これは不幸な面でもありますが、
海外と競争できる価格に辿り着いたと言ってもいいのではないでしょうか。
中国では急速な発展とバブルとも言える価格高騰は、急速な人件費高騰を
招いています。
この二つが重なり日本への仕事の発注を生み出すようになってくると考えます。
さらに中国人民元の為替相場見直しが現実になれば、
仕事の流れは一気に加速することでしょう。
今までのように日本の仕事を海外に発注するオフショアではなく、
中国の仕事を積極的に受注する、逆の流れのオフショアが現実になってきます。
日本は、いち早く受け入れ体制を整えて、
受注確保に動き出す必要に迫られるでしょう。
今までのように、日本文化を中国が理解するのではなく
中国文化を日本が理解して、中国社会にあったシステム構築が求められます。
システム開発のオフショアが逆流することで
日本のサービス業の生産性が劇的に変わることでしょう。
世界標準への道を歩みだすことと思います。
日本のきめ細かいサービスが標準化されれば、
アジア諸国への展開へも一気に進むことが考えられます。
同じソフトをアジア諸国へ展開する動きも活発になるでしょう。
金融危機は、価格破壊による痛みを経て
中国市場の競争に入っていくチャンスが生まれたのです。
オフショア逆流の勢いが加速していくと考えられます。
閉ざされた世界での、低いサービス産業の生産性は、世界標準に伴ない
格段に向上するでしょう。
古い日本の体質は、海外を巻き込まないとやはり変えられないのかも知れません。
大きな衝撃の後では、新しい世界が見えてくるものです。
いろいろな兆しや変化をつかまえて、新たな一歩を踏み出しましょう。
これも、ヘーゲルの弁証法でいう、「現在の動きは、将来必ず反転する」と
いう事になるのでしょうか。
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