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- 《 リーダー教育編 》
二者択一では成長も発展もない。
人は判断を求められると、どうしてもYesかNoかの二者択一の選択を
行おうとします。
議論の中で、複数の意見を戦わせる場合でも、
比較検討するものを掲げて優劣の詳細を複数項目にわたって比較します。
全体でどれが、合理的か、効率的か、で論戦を行います。
このような決定方法は、活気が出て答えが簡単だからです。
でもよく考えてみると
選択されなかった側も少なからず良い点があります。
選択されなかった側とは、僅差だったのかも知れません。
選択された側の欠点は、
やがて非効率や反動として跳ね返ってきます。
影響度が小さい内は許されるかも知れません。
しかし
前提条件が変化したり
環境が変わったり
考え方や価値観が変わったり
社会情勢や経済情勢がかわったり
判断した時の状況が、時代とともに変化していきます。
すると、僅差で選択されなかった側の長所が重要になったりもします。
ここに択一の限界があるのです。
選択された側の長所だけでなく
選択されなかった側の長所をいかに取り入れた案を考えるかが
重要になってきます。
二者択一あるいは複数から一つを選択、またはYESかNoか、
判断することが多いリーダーにとっては簡単なことかも
知れません。
簡単ゆえに行き詰まってしまうことも多いのです。
複数ある中から一つを選択するのではなく、
複数ある中からいいものを取り入れた新しい一つを選択する。
その選択肢の双方には多くの対立や矛盾があります。
私たちは、つい考えるのが面倒になり、割り切って考えてしまいます。
双方の考え方の両方と取り込み、矛盾の中から最良の新しい案を見つけることは、
前提条件や環境などが変わっても、
柔軟に対応していけるものではないでしょうか。
数多くの多様な喫緊の問題は、
矛盾を取り込んで新しい考え方や方法を見つけることのように思います。
一人ひとりが新しい答えを見いださなければならない時代になっています。
そんな思考が、今は求められているのです。
このような思考方法を、弁証法といいヘーゲルという人が提唱したそうです。
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