ソリューション&エボリューションのリュート株式会社
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  • 2009年6月5日発行

分割ラインです

  •  《 工程管理編 》
     
      
     要件定義力とバックアップ体制。
      
      
      設計工程から製造工程に移ると、問題点や仕様未決定項目が続出したり、
      仕様変更が多発したりと、少なからず誰でもそんな経験を持っているのでは
      ないでしょうか。
      
      製造工程に入るとスケジュールが1日単位で決められているために
      仕様変更やら仕様未決定項目が続出して対応が遅れると
      スケジュール遅れの致命傷にもなります。
      後から反省すると、上流工程での要件定義力の不足を思い知らされます。
      
      
      でも要件定義力ってホントいろいろあります。
      その中でも、重要だと考えるものを掲げてみたいと思います。
        1.開発側の業務知識力
        2.ユーザー側と開発側の思い違い・勘違いなど確認レビュー力
        3.ユーザー側における内部の利害関係者の要件調整力
        4.要件を満たす開発側システム構築技術力
        5.要件以外の構築能力
          性能やセキュリティや品質、操作性や運用保守や本番移行など
      
      
        3.はユーザー側の調整力になります。
        3.以外は、開発側の能力になります。
        1.の開発側の業務知識力は、一般的な業務知識だけではありません。
          ユーザー独自の業務ノウハウを含めた能力を指します。
        5.予め上流工程で詳細まで決定しておくことにより
           手戻りをかなり防ぐことが出来るのですが、
           抜けているプロジェクトも多く見かけます。
      
      
      これらは、本当に重要なことですが、
           完全な人もいませんし、
           完璧にできているプロジェクトも
                        今まで見たことがありません。
      
      
      必ず不完全な状態で製造工程に入るため、バックアップ体制を組むことが
      重要になります。
      
      
      製造工程でのスケジュール作成時に、
      どこまで現状のリスクを正しく見積り、対応体制を整え、スケジュールに
      盛り込むかによって、後工程での実際の進捗が大きく変ってきます。
      
       ・どこにどれだけ不安要素があるのか、見積もる
       ・不安要素に対して、バックアップ体制はどうなっているのか
         Q&Aの素早い対応ができる
         ユーザー側における調整必要時には、召集できる体制を組む
       ・矛盾や未確定要素発見時における素早い仕様決定
       ・スケジュール作成時
         変更リスクの高い箇所は、後半にする
         難易度の高い箇所は、レベルの高い人割り当てる
         未知の部分多いところは、プロトタイプを早く作成して試験をする
         難易度によってリスク予備を持たせる
       ・要員や協力会社の選定を見極める
       ・品質や初期稼動の不良対応におけるフィードバック時間を短く
         できるように工夫する
       ・不具合発生時の対応手順を周知徹底しておく。
      
      
      下流工程では、時間的余裕がないため
        体制を整え以下に早く対応できるかで、スケジュール遅れや品質不良や
          手戻りを最小限に抑えることができます。
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