ソリューション&エボリューションのリュート株式会社
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  • 2009年5月26日発行

分割ラインです

  •  《 品質管理編 》
     
     設計書上の文章表現は、読み手の解釈によって発展する。
      
      
      日本語表現は多彩な反面、読み手の解釈を七変化させます。
      これは日本語表現というよりも、習慣や癖によるところも大きなウエイトを
      占めています。
      
      
        ・今は断定したくない。
        ・数字で表すことができる根拠に欠ける。
        ・記憶があいまい
        ・希望であり絶対目標ではない。
        ・とりあえずの走り書き
      
      
      書き手の事情により、曖昧なまま表現される文章は実に多いのです。
      
      さらに悪いことに、曖昧表現を訂正しようとか、
                    指摘しようとか、
                    無くそうとか
        という努力を誰もが率先して行うことは少ないということです。
      
      すると
      読み手は、勝手な解釈を始めてしまいます。
        ・過去の経験や育った環境
        ・今現在の心境。明日になれば違う解釈
        ・周囲から要求される事情
          (納期や予算やリーダーの勝手な思い)
        ・理想形
        ・嫌なものから避けたいのでできるだけ簡単に
        ・誰も想像がつかない突拍子もない事
           (後から経緯を聞いても答えられない)
      
      
      さらに、繰り返され厚みが増して、大きくずれていきます。
        自分が間違っていると気付くまで、さまざま箇所で勝手に解釈されて
          故障が埋め込まれていくのです。
      大半は誰かが途中で気付くのですが、
        中には、そのまま通過してしまい、本番になって大騒ぎになることも。
      
      
      
      これは、ビジネスの世界であれば、業種と問わず発生しています。
      解釈が飛躍することが許される仕事と許されない仕事があります。
      
      
      
        排除するタイミングは、
          設計書のレビューが主ですが、
            製造時点でも発生します。
              細かい設定や設計時点では気付かなかった条件などです。
      
      
      
        ・設計書上の表現方法を注視する。
        ・暗黙の了解となっている項目をあぶり出し明記する。
          暗黙値の決定履歴一覧など見やすくまとめておく。
        ・製造時点で気付いた事を勝手に解釈しない。
          気付いた事を公にするルールと手順を予め決めておく。
        ・試験段階で気付いた暗黙値を公にするルールと手順を決める
          フィードバックするタイミングを見極める。
      
      
      
      解釈の癖は、人によって大きく差が出てきます。
      人による癖を見つけて、重点チェックするのが効率的かと考えます。
         書き手の癖  読み手の癖
      大きくズレている人は、周囲に1人や2人は必ずいます。
      出来ない人よりも、出来る人にいます。
      
      
      
      
      能力がないのではありません。考え方を修正するだけなのです。
         ちょっとした軌道修正で、大きく飛躍し改善します。
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