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2009年5月8日発行
《 品質管理編 》
故障対応におけるプログラムと仕様書の同期合わせ。
故障が発見されるとソースプログラムの修正のみ行って
ドキュメントの修正を忘れる。または、いい加減にする。
こんなことって、日常茶飯事に行われている現実があります。
新規作成のプロジェクトでは、こんなことはあまり起きません。
本番に移行するまで、大事なドキュメントであり
拠りどころでもあるからです。
これが一度本番で稼動してしまった後になると急変します。
担当者の意識の問題でもあるのでしょうが。
体制に問題がある場合もあります。
・故障対応にドキュメントとの同期合わせをしない。
・ドキュメント修正を行っても、チェックしない。
・間違っていてもそのまま。
・さらに輪をかけて、ひどくなっていく。
・ドキュメントが違うため、機能追加などの修正内容を間違う。
本番稼動時は、故障対応が最優先されて対応します。
ひどい場合には、複数の故障対応が必要な場合があります。
1週間かけて徹夜で対応して疲れきってしまい、
残作業が疎かになってしまうこともあります。
ドキュメントの修正が正しく行われているか、否かで、
システムの寿命は大きく違ってきます。
昔は保守の重要性の認識が少なく、
ドキュメントが不明、もしくはメンテナンス実績なしという
システムが多数ありました。
今でも、エンドユーザーが簡単に作成したアクセスやVBAなどは、
設計書がない、メンテナンスされていないものが多くあり、
変更や追加などは行えないものとなっています。
だんだん恐くて、修正方法に自信が持てなくなり、
故障対応の責任のみを持たされることとなります。
そのようなことを避けるためにも
故障対応には、必ずドキュメントの修正を行い、
別の担当者に修正後のチェックをお願いするようにしましょう。
単独でも修正と確認だけでは、どうしても修正ミスを見逃すことになります。
ドキュメントが存在しないシステムについては、
理解できる範囲で、少しずつでもドキュメント化していきましょう。
利用者自身が知っている仕様は、たいへん重要なものです。
少しずつでもドキュメント化していくことで故障対応や刷新する場合は
非常にやりやすくなります。
・今忙しいので後でする。
・この程度の修正ならドキュメント修正は不要。
・ドキュメントの修正は新人の仕事。
このような考えでは、ドキュメントは直ぐに陳腐化します。
後では、絶対にしません。
他人に任せてもレビュー確認をしていない限り、正確ではありません。
小さい修正も、2週間もすれば忘れてしまいます。
一昨日のご飯でさえ忘れやすいのですから。
ドキュメントは重要です。
担当者が明日もいるとは限りません。