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2009年1月26日発行
《 品質管理編 》
手戻り試験の工数と効率化。
品質監視委員会やプロジェクトなどから
品質不良を指摘されて、再度再試験の実施を行ったことはありませんか。
私は、再試験の一歩手前までしかありませんが、
他の協力会社では、再試験になってしまい毎日夜遅くまで
再試験を行っていたのを見ていました。
また品質向上委員会で再試験を指示したこともあります。
品質指標値からの乖離幅を%で表して、範囲外の協力会社は
再試験の対象になっていました。
しかし、この再試験の乖離幅は、かなり広いのが実情です。
なぜならば、指標値そのものが、信頼性に欠けるのも事実です。
この乖離幅が大きいために、再試験実施と、ぎりぎりセーフでは
再試験実施の範囲に入るといっても過言ではありません。
再試験実施チームは、品質はかなり悪いのも事実です。
では、
再試験による工数は、どれほどになるのか想定してみましょう。
当初の
試験工数と同じ工数が必要になるのですが、
加算工数として
1.試験項目の見直しチェック
2.故障が全て洗い出されている保証はなく、
追加で故障対象工数
3.試験項目の弱点については、追加試験の実施
マイナス要素として
1.試験環境の作成工数の削減
2.試験データの作成工数が一部削減
3.二度目の作業による効率化
同じ工数として
1.試験実施
2.証跡資料の再作成
3.進捗報告資料の再作成
当初予定していた試験工数の0.5~0.7倍程度の工数が
追加工数として発生します。
品質不良の対応を後工程へと持ち越せば、
それ以上の対応工数が必要となります。
再試験を効率よく実施するには、
1.前回の作成したテスト環境やテストデータをうまく再利用する。
2.証跡の取得方法をなるべく自動化する。
3.証跡か確認方法を簡素化する。一番手間がかかる箇所。
また確認できるメンバーを増やす。
4.類似した試験内容を組み合わせて実施する。
5.発見した故障は、他に同じ故障が存在しないか確認する。
故障対応方法を統一する。
6.追加試験項目も類似した試験と同じタイミングで試験を行う。
7.故障発見により再試験が必要となった試験項目も効率を
考えて実施する。
8.2度目なので、役割分担を明確にして、一人一人がミスを
しないように工夫する。
再試験を行うと、プロジェクト全体の足並みが乱れて
全体のスケジュール遅延と品質低下を招きます。
早く追いつけるように周囲も支援しましょう。