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2008年12月25日発行
《 品質管理編 》
品質保全のバックアップ。
毎日、なんらかの更新が行われるデータやプログラム、
新規開発中の設計書やプログラムは、必ずバックアップが必要です。
そんなこと知っている。という方ばかりでしょう。
しかし、バックアップ間隔、バックアップ世代数、バックアップ保存期間が
適切になっているかは、おおいに疑問があります。
バックアップ時刻と間隔:
何時にバックアップを行いますか。夜間、朝、夕方ですか、
バックアップする間隔は? 1日1回?2回?または週1回ですか?
バックアップ世代数:
バックアップ世代は、何世代とりますか。7世代?31世代?
バックアップは何日間保管しますか?
7日、31日、365日、代表を半年、代表を1年間
とり方を間違えると
誤って削除や修正をしてしまった場合に復元不可能になります。
かと言って365世代なんていうのも、経費がかかります。
経費と更新頻度と重要度と緊急度を加味して、決定します。
適切なバックアップが行われていないと、
希望する世代の復元が不可能になり、
・古すぎる世代へ戻ってしまう。
・新しい過ぎて、どう修正したのか不明になる。
古すぎる場合は、手作業で再修正を行わなければなりません。
この時に、正しく修正されないことによる品質低下となります。
新しすぎる場合には、間違った修正を行ったために元に戻したい場合に
正しく戻せない品質低下が発生します。
修正者がいる場合はまだしも、修正者がいないとなると品質低下は避けられ
なくなります。
バックアップの存在により、作業ミスや不慮の事故の対応が短時間で
復旧できます。
現場の状況によっても大きく異なります。
プロジェクト参加人数が多く、更新頻度も多い。
緊急性が高く、進捗が遅れることは許されない。
1日3回の試験環境への入替タイミングと同期を取る。
このような条件下では、
1日3回バックアップを取得して
1日3世代×180日=540世代
最大3ヶ月間の保存
が目安でしょうか。
設計書やプログラムなどのソースに、修正履歴を入れておくと復元も
早くなります。
中にはバックアップを一切取得していないのを見かけます。
面倒なんですが、
・人間は必ずミスをします。
・天災や事故は必ず発生します。
事態に直面した時、後悔するが安堵するかです。
適切なバックアップは品質を保全します。
バックアップするタイミング、世代、保管期間などが
適切がどうか見直しましょう。