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2008年11月28日発行
《 予算・実績管理編 》
毎日確認する数字。
リーダーであれば当然。メンバーでも確認すべき数字があります。
それは、実績数字です。
メンバーでも自分自身の実績数字は確認しましょう。
では、どんな数字を確認すべきなのでしょうか?
まず自分自身の数字を確認しましょう。
1.今月1日から昨日までの実際の労働時間です。
そこには残業や休日出勤などの労働時間を含みます。
金額に換算しましょう。時間給は給与明細を見れば、
見当がつくはずです。もしくはリーダーに確認してもOKです。
2.今月作業を行った内容を数字で計りましょう。
設計書を作成した人は、ドキュメント作成枚数
プログラムを作成した人は、作成Step数
営業であれば、売上金額
間接部門であれば、作業内容を細かく洗い出して見ましょう。
作業実績内容に明確な数字で表される基準がない人は、
作業内容を細かく書き出して、おきましょう。
何故なら、比較できるものを作成すると改善する箇所が明確に
なります。
3.今日までの作業予定と実績の進捗差異を求めましょう。
実績内容は、日々ばらつきが生じます。
仕事は1日毎に区切れるものではありません。
しかし、毎日確認を行っていると許容誤差が見えてきます。
間接部門であれば、時間数と作業内容を前月以前と比較しましょう。
遅れている場合には、挽回できるかどうか?
進んでいる場合には、今後遅れるリスク要因は考えられないか?
4.細部まで見ることが出来るのであれば、間接経費も把握することが
可能になります。
リーダーも毎日確認が必要なのは理解しているのですが、
なかなかそこまで、手が回らない人も多いのではないでしょうか?
でも、毎日確認するとこんな良い事があります。
1.遅れに敏感になる。
どこで挽回するか、タイミングがわかるようになります。
2.個人の状況が、本当によく見えるようになります。
進捗状況と作業中の顔色を見れば、どうすればよいかわかります。
3.少しでも進捗を早める工夫を考えるようになります。
つまり貯金をつくるのです。遅れていれば挽回する工夫をします。
4.負荷の少ない体制変更を考える事が出来ます。
問題になる前に、今後の分担を変えることが出来ます。
5.手遅れになりません。
毎日確認しているため、メンバーも安心します。
後手に回ることが少なくなります。もし後手に回っても対応が早い
ので問題が大きくなることは少ないのです。
6.状況の変化に機敏に対応することが可能です。
状況はいつ変るかわかりません。変化は常に発生します。
兆候が見えたときに全員に心構えを伝えておけば、
突然になってアタフタすることがありません。
メンバーの動揺は生産性や品質にも影響します。
7.アンテナを張り巡らす工夫が出来ます。
未来の予兆を少しでも早く掴むために、全員に気をつける場所を
想定して指示をしておくことが出来ます。
8.状況の変化に対して、影響度を見積もることが早く出来ます。
9.生産性や品質が悪い所(人や手順や方法)を見つけて改善する事が
できます。
早く見つけることが出来れば、早く改善され効果も大きくなります。
10.金額に換算すれば、容易に利益や損失が明確になります。
毎日確認する数字は、見ることによって、頭脳が働きだします。
見なければ、働かないのです。
単純な行為ですが、数字を見る癖をつけましょう。
改善案はたくさん出てきます。
対策は、みんなにも考えさせましょう。
いい案がたくさん出てきます。