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2008年11月19日発行
《 予算・実績管理編 》
年間保守費用の見積り。
年間保守費用の見積りは、各社毎に異なります。
小さな組織であれば、全ての費用をシステム部門が負担するかも知れません。
しかし、大抵の組織であれば、部門ごとに予算費用を確保しているのです。
この費用の見積りをどのように算出しているのでしょうか。
大きくは、
・昨年の実績を見ながら、今年の保守費用を算出している。
・修正や改造しなければならないシステムを洗い出し、
システム部門に見積り依頼。概算回答をもらう。
しかし、来期も同様に今期と同じ予算が立てられる訳でもありません。
当然
売上予算に対しての経費比率になるのは、どこでも同じです。
しかし、システム費用は、固定資産同様に原価償却しなければなりません。
故に投資しやすいのかも知れませんが、
償却費用負担の累積にも注意しなければなりません。
お客さまからみると
システムのメンテナンス費用の不思議がここにあります。
・ちゃんと打ち合わせして作ったはずなのに、非効率的な業務に
なってしまった。使いにくいために、修正のための出費がさらにかさむ。
・少々の修正なのに、バカに高い。
・少し業務内容が変更になると、もう使えない。
・せっかく作ったのに、半分も利用していない。
・メンテする予算がないためにほとんど稼動していない。
メンテしなければ動かないシステム。
こんな不満がお客様から聞こえてきそうです。
長く付き合っているソフトハウスでは、このようなことは少なく
なるのですが、
単発で作成してもらったソフトに限って
上記のような羽目に陥ります。
理由は、お客様の業務を深く理解しているか否かになります。
長い経験があれば、技術者が言わなくても察してくれるのです。
年間保守費用も、お客様と長いお付き合いしているSEがいる事によって
かなり削減されます。
つまり無駄な費用が少なくなるのです。
新規に作成するよりも、
メンテナンスほど、如実に効果が現れてきます。
また、年間保守費用の見積りも行いやすくなります。
お客様の独自の業務内容に精通しているほど、
見積りも正確で、無駄なく、効率のよい予算立てが可能になるのです。
年間保守費用は、業務内容の変更だけでなく、
戦略変更でも 発生します。
景気変動が激しい昨今です。
どのように戦略を立てて、どこに費用をかけるかで大きく
売上への影響も変ってきます。
そこには、システムを切り離すことは不可能になってきているのです。