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  • 2008年11月12日発行

分割ラインです

  •  《 品質管理編 》

      
     目標指標値と許容範囲。
      
      
      品質指標値には、目標指標値と許容範囲があります。
      この品質指標値には、
       設計工程であれば、レビューに伴うドキュメント頁数対する指摘件数
       試験工程であれば、Kstep当たりの試験項目数=試験密度
                   Kstep当たりの故障件数 =故障密度
      
      このような品質指標値は、大手メーカーやベンダーが長年の実績と経験
      から算出されたものです。
      
      確かに大手ベンダーの中でも、賛否両論あり、
        難易度や規模や体制によって大きく指標値も異なります。
      でも
      目標値が無ければ、納品時の受入検査や検収すら行えなくなります。
      ソフトウェア開発の難しいところは、生産性や品質を安定させることは
        製造業に比べて非常に難しい点にあります。
      
      なぜなら、同じもの複数作るわけではなく、
           同じメンバーが再び集まることも稀なのです。
      
      
      
      逆にそのような状況だからこそ、
           目標値の設定は重要になってきます。
      
      
      これは開発手法に限らず同じだと考えます。
        プロトタイプ手法であっても、一時期における品質確認は必須では
          ないかと考えます。
      
      またプロトタイプでは、常に修正が入っていますが、
        一時期を超えた段階では、主要な仕様は固まっているはずであり、
        それはウォーターフォール手法と同じ扱いではないでしょうか?
      
      
      
      この目標値は、メーカーやベンダー毎に異なっているものの、
        そんなに大きく開いていることはないのです。
      
      
      
      今度は許容範囲の値設定です。
        これは、プロジェクト毎に大きく異なります。
          プロジェクトリーダーが
            難易度やプロジェクトの状況によって判断するからです。
      
      
      なかには、50%以上の範囲を設ける場合もあります。
        指標値の範囲設定については、最終責任をプロジェクトリーダーが持つ
          ことになります。
      
      
      この目標指標値と許容範囲について言えることは、
        目標値に大きくかけ離れえいるプロジェクトは再試験の判断指標として
          使えることは間違いないと思います。
      
      
      この許容範囲をどこにラインを引くかは
       ・開発の難易度
       ・プロジェクト構成要員の習熟度
       ・コミュニケーション具合
       ・協力会社のレベル
       ・現在までの品質状況
         などではないでしょうか。
      
      つまり、平時からプロジェクト全体を見渡し、どのような状況なのかを
      大きく掴んでいないと判断できないのです。
      報告書だけでは見えない空気も読んでいなければ、正しい判断は下せない
      のです。
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