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2008年9月24日発行
《 組織運営編 》
各自の役割と責任。
プロジェクトが発足すると、いきなり実務にとりかかるリーダーは
案外と多いものです。
いきなり
基本設計作業や性能見積りやスケジュール作成などに取り掛かっています。
しかし本当に重要なプロジェクト内の各メンバーの役割と責任は明確に
なっていますか?
リーダーは、
「そんなもん、やてみなきゃわかんない。
いろいろな事態が想定されるので決められない。」なんて
言うリーダーって本当に多いのです。
となると
・多くのメンバーは何をすればいいのか、わからない。
・本来のメンバー一人一人の強みを発揮できない。
・無駄な作業が多くなってしまいます。
・本来やらなければならない作業が滞ってしまいます。
・目標意識がなくなり、成長意欲が止まってしまいます。
では、プロジェクトが始まってスケジュールも未定な時期に
どういう役割と責任を与えればいいのでしょうか?
1.各メンバーにこれからしてほしい作業概要とプロジェクト内における
実務の役割と権限を説明します。
2.組織内の位置づけを示し、役割と責任と権限を与える。
例えば、・新人B君の教育指導担当
・プロジェクトの成果物のチェックの役割と催促権限
・新人であっても、職場の環境維持チェックや風紀チェックなど
新人でも先輩に注意させるなどの権限を与える。
・健康具合いチェック担当
・要注意メンバーの監視・指導担当
3.宴会担当やイベント担当なども決めておくと、モチベーションが下がった
時でも活躍してくれます。
4.もしもの時のルール決め
・急病になった。
・急用で1週間リーダー不在となった。
・トラブル多発で、徹夜組み対応が必要となった。
5.社内の年間目標と業務との連携などもあるのでしょう。
「なんだくだらない。」なんて思わないで下さい。
些細な意識の植え付けが、プロジェクトを成功に導くのです。
特にチェック機構や指導などは品質に大きく影響してきます。
結構忙しくなると、役割と責任を忘れてしまうのです。
でも最初から指示してあると、
忙しくなっても、各自が段取りを考えてくれているので
なんとか実行しようと思うものです。
途中から指示されると
「そんな忙しいのにやってられない。」と
否定的になりやすいものです。
多忙になった時、予め各メンバーの役割が明確になっていると
組織的に絶大な効果があらわれてきます。
トラブルを起こしているプロジェクトは、
各自の役割が決まっていないため、
行き当たりばったりの行動をしており無駄が非常に多いのです。
各自が受け持つ役割と責任は、平時から意識をつけさせておきましょう。
人間、至急には対応しにくいものです。
これこそ、日頃の段取りがモノを言うときなのです。
メンバーは、常に役割について考えており、もしもの時にも備えているのです。