ソリューション&エボリューションのリュート株式会社
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  • 2008年9月1日発行

分割ラインです

  •  《 品質管理編 》

      
     要件定義の精度を上げるには。
      
      
      結合試験工程以降の工程になって初めて露見する設計不良は
      要件定義工程における検討不足が目立ってきます。
      
      特に本番間近になって、ユーザーより
         「当初の思いと違う。」
         「これでは、現場が回らない。」
         「既存システムとの整合性が合わない」
       などのクレームが多数上がってきます。
       
      それは、緊急の仕様変更となって手戻り作業が大きく発生します。
      
      
      
      
      それでは、要件定義工程において品質や設計精度を上げるには
      どうすればいいのでしょうか?
      
      原因から探ってみると、このような事をないがしろにしない。
      ということです。
      
        ・現場のキーマンが、要件定義工程に参画されていなかった。
          本当の意見が反映されていなかった。
      
        ・受注要件が正しく営業から開発現場へ伝わっていなかった。
          レビューでも見過ごされてしまった。
      
        ・要件定義の文章が、数字表現になっていなかった。
          人によって解釈に仕方がまちまちとなった。
      
        ・「現在と同じ」という一文で表現されているものを
         詳細が不明のままにしておいた。複雑な裏に誰も気づいていなかった。
      
        ・データ分析が、作り手の都合の良いようにしか行われていなかった。
         開発優先のみで進められた結果、ユーザーが納得できない。
      
        ・現場への確認が偏っていて、全体への確認が漏れていた。
         一部の現場担当しか伝わってなく、他は不満がいっぱいだった。
      
      
      
      
      要件定義は、システム開発をする上での根幹となります。
      
      また、設計時点や試験結果検証において迷ったら、
        原点に立ち返る場所はここになります。
        
      
      ユーザーにこんな点も事前に確認しておきましょう。
      
        ・行間を読まなければいけない箇所があるのか?
        ・書いていなくても常識。
      
      
      
      
      恥ずかしいかもしれませんが、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と
      心掛けておきましょう。
      
      ユーザーによっては怒られるかも知れませんが、
      後に憂いを残さないことです。
      ツケが後に回ることの方が、よっぽどつらいのです。
      
      
      人間である限り、
       ・見間違い
       ・聞き違い
       ・聞き漏れ
       ・思い違い
       ・理解誤り
       ・見込み違い
       ・決めつけ
       ・確認違い
               が必ず発生します。
      
      なんの疑問もなく、レビューでも1回も問題がなかった箇所で発生します。
      1回も指摘されていない箇所は、再度確認しましょう。
      
      
      要件精度を上げるには、
        人間の誤るクセを見込みましょう。
        
        「表現されていないものは、実現されない。」
      
      
        ユーザー・開発側ともに認識することです。
          時間がないのは、お互いに同じです。
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