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- 《 工程管理編 》
要件定義などの上流工程では、ユーザーとの思いは反する。
進捗が要件定義の工程から遅れることはよくあります。
なぜなら、ユーザーの思いは我々とは逆な思いを抱いているからです。
ユーザーの思い
・要件はじっくり考えて納得のいくものを作りたい。
・見積りは、費用対効果を検討するため早くほしい。
・ステークホルダーを説得するには時間がかかる。
・多くの意見をヒアリングしたい。
我々の思い
・見積りを出すには、早く要件を決めたい。
・スケジュールが遅れないように検討課題の納期は守ってほしい。
・確定見積りは、リスクが大きいのでなるべく後に出したい。
このような互いに反する思いが、
要件定義工程から進捗が遅れてくるのです。
前もって言い聞かせて納得していただく前提条件を提示して
事ある度に言いましょう。
・共に100%を満足させることはできない。
・お互いに納得できるレベルを最初に決める。
・要件定義工程から遅れると後工程で取り戻すことは難しくなる。
・スケジュールはお互いに尊重し守る努力をする。
・お互いの持つ責任・義務・想いを、お互いが知る。
・お互いの役割分担を明確にして、積極的に参加する。
・ユーザーの業務部門も、システム開発を理解していただく。
スケジュールを優先するあまりに、要件が固まらないうにから
ものづくりが始まるというのは、
お互いにとって不幸の始まりになります。
ものづくりには、費用とコストがかかります。
品質を確保するにも、時間と労力がかかります。
開発規模に応じた期間を確保できなければ、
ユーザーの満足を得ることも出来なくなります。
ユーザーを教育するのも、我々の仕事の一つです。
開発作業というものをわかっていただきましょう。
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