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2008年8月21日発行
《 予算・実績管理編 》
原価を下げる努力。
ソフト開発産業は人海戦術が主なせいか、原価を下げる努力が製造業に
比べて足りないように感じるのは私だけでしょうか?
なにも給与を下げるとか、残業代を無くすとか、
言っているのではありません。
つまり原価となる経費の圧縮とは、
無駄な作業の削減
非効率な作業の改善
電気代やコピーやプリンタートナーなどの削減
納品物件にかかる費用の圧縮
などです。
無理に圧縮をかけると逆に人間関係が悪くなるのも理解できます。
しかし、削減手法に制限はないと考えます。
特に無駄な作業の削減や非効率な作業の改善などは、
各メンバーが少しづつ意見を出し合えば改善幅は大きいと
考えるのは私だけでしょうか?
下請けでも、改善できる点はあるはずです。
しかし、ベンダーからの無理な要求に応えていかなければならない現実も
あります。
私の今までの経験上から話ますと、
ベンダーとの信頼関係が構築できているのであれば、
ベンダーに対して下請け側からも改善提案できます。
またある程度の裁量権もいただけるようになります。
下請け側は、如何にして早く信頼関係を構築できるかではないでしょうか?
無理な経費削減は、ベンダー側にも迷惑がかかりますが、
改善提案が認められれば、作業効率にもつながります。
・仕様における作業工数低減提案
・実際のIT製造工程やIT試験工程における作業手順の見直しと
作業時間の低減提案
・間接作業や間接経費の削減提案
・品質向上のための投入要員の経験レベル考慮
・コミュニケーション手段の多様化と制限
・不安や不満などの受付窓口の一本化
製造業と大きく異なるのは、ルーチンワークではないために
経費削減効果が計りにくい点もあります。
経費削減プロジェクトと経費超過プロジェクトの評価方法があいまい
なのも、メンバーのやる気をなくしている原因の一つだと考えられます。
これは経営者が判断しなければならない重要な課題です。
経費削減努力をどこまで評価するのか。です。
原価を下げた後の評価は、会社全体で考えなければならない項目です。
提案して説得する努力も必要ではないでしょうか。
オフショア開発も盛んな今日この頃ですが、
コミュニケーションの濃度によって利益に大きな差が出てきます。
注意しなければならない習慣や文化の違いです。
原価を下げる技術は、大手ベンダーでも成し遂げられない技術です。
下請けは、組織が小さい分やりやすいものでもあります。
・一つの手法がダメでも他の手法を考える。
・プロジェクト毎に通用する手段はそれぞれ違う。
・リーダーやユーザーやメンバーが変れば手段も違う。
・使う技術も違えば手段も違う。
・提案すればするほど、信頼も上がる。
・身内だけで得するな。ユーザーも得をさせる。
それはお金でなくてもよい。時間や満足度や社内評価など
無理だ。
面倒だ。
苦労しても報われない。
とマイナス面ばかり考えないで
ゲーム感覚とか、将来の成長とか、自分自身の糧とか
棚からぼた餅とか
楽しいことも考えてトライしてみませんか。