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2008年8月12日発行
《 工程管理編 》
進捗遅れの対策は、必ずメンバー自身から考えさせて聞きだす。
進捗遅れは、メンバーに割り当てられたスケジュールを予定通り消化できて
いないために発生します。
たとえ自分以外の要因であっても、必ずメンバー自身に考えさせてください。
「俺のせいじゃないから知らない。」
確かにその通りですが、
このような考え方をするメンバーは少なからずいます。
・一回で聞くとは思えないものの、説得する努力だけは続けてください。
何らかのきっかけで改心することは本当にあります。
・自分の遅れについても、対策を聞き出してください。
宣言させるのが一番効果があります。
・対策を放っておかないで下さい。気に掛けて状況を聞きだしてください。
見ているゾ。という安心感を与えてください。
自分以外の原因による自分の遅れの影響なんて
今後上流工程を担当すれば必ず出てくることです。
他人の要因であっても、
影響を最小限にとどめるための工夫や対策も必要です。
・自分自身の原因による遅れ
・他人要因による遅れ
・お客様要因による遅れ
最低、遅れていても関係のない作業項目については実施可能なはずです。
仮説を立てて、可能な作業項目や影響が少ないと考えられる作業に
ついて先行して行うことも考えましょう。
最終判断はリーダーが行いますが、考えさせて検討しあうことは
とても重要です。
場合によっては、他人の作業を支援する判断もありきです。
自プロジェクトへの影響も検討しなければなりませんが、
プロジェクト全体の結束は強まります。
遅れの対策をメンバーそれぞれが自発的に考えられるように癖をつけると、
遅れの程度が、減少していきます。
遅れを放置したまま、メンバーの作業が空いているのは、
リーダーのプロジェクト推進方法に問題があると考えます。
全員を同じ方向の目的に向かわせる事は
本当に骨の折れることです。
最初から、メンバー自身の対策が自分自身で守れるかは別問題です。
最初は無理かもしれません。
その当たりのさじ加減は必要になりますが、考える習慣づくりはとても大切です。
しかし慣れてくると自分自身の作業ペースがつかめるようになります。
成長することを期待しましょう。
習慣づくりは大変ですが、
習慣となってしまえば、
・安心して任せられるメンバー
・将来を託せるメンバー
できていきます。
それはプロジェクトだけでなく、企業としても成長していくのです。