|
|
- 《 協力会社編 》
協力会社をまとめられない発注者
主張が強いオフショア開発でよく見かける光景です。
お互いの主張が強いために調整が出来ないリーダーを見かけることが
あります。
とくにオフショア開発では、インド・中国などでは、自分たちの正当性を
主張する傾向が強く、日本人リーダーは反論が出来なくなっています。
ディベート好きなので、議論が白熱しやすいのです。
それに比べて日本人は、ディベート慣れしていないので主張が
出来ずリーダーとしての取りまとめ役ができなくなる傾向があります。
自分の主張を通すだけですので、反対の不利な点はわかっていても
押さえたものが勝つという意識があります。
特にシステム開発の現場では、設計時点から
オフショア開発の責任範囲における境界仕様において責任や義務を
逃れようとする態度が頻繁に見受けられます。
それに契約内容を加えて抵抗しようとするために
弱気なリーダーでは、ついつい決定事項を先送りしてしまい
墓穴を深くしていくことになるのです。
どこのシステム開発だって同じ事が発生するのです。
それを無理に自分達だけの責任範囲を限定してリスクを少なくしようと
しているだけなのです。
そこには全体を見るという意識はありません。
リーダーがまとめられないために、
進捗が遅れていくのです。
品質の不安定になっていくのです。
リーダーは相手の主張に翻弄されず、リーダーとして全体を統括するために
必要なことは決断してオフショア先の徹底させなければなりません。
たとえ契約条項にのっていなくても、やらせるだけの指導力は必要です。
契約内容での係争は、別の場所で別担当者を巻き込んで解決させれば
いいのです。
リーダーとしては、仕事の分担に伴うグレーの境界領域をなくし
オフショア先各社に徹底させる努力が必要なのです。
全体を統括して完成させていくのがリーダーの役割なのです。
日本人もディベートの練習は必要だと思います。
但し、自分の意見を単に主張するだけでは、インドや中国と同じです。
むしろ、ディベートの勢いに負けない精神力を養う事ではないでしょうか。
異なる意見をうまくまとめることは日本人の得意技だと考えます。
ディベートの主張をうまくかわし、
全体としてうまくまとめていく、そんな技量が求められています。
|