ソリューション&エボリューションのリュート株式会社
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  • 2008年7月1日発行

分割ラインです

  •  《 品質管理編 》

      
     設計工程から製造工程への品質の引継ぎ
      
      
      協力会社のあなたへ
        ベンダー等の請負元からの製造工程を受注する時、
           上流工程での品質の確認をちゃんとしていますか?
      
      
      仕事が欲しいからと言って、安易に請けてしまうと痛いしっぺ返しに
      なることもあります。
      品質確認なんてしたこともないし、
        どうやってか確認すればよいのかわからない
          なんていう人もおられます。
      
      
      詳細設計だけでなく、基本設計書や要件定義書まで戻って品質確認を
      行う必要があるのです。
      とりあえず、作業発注はしてくれたものの、品質状況が不明な場合は、
      遠慮しないで要求しましょう。
      
      上流工程での品質不良は、最終工程まで必ず大きく影響します。
      
      
      存在しないものが多いほど、品質は不良だと考えてもよいと思います。
      
         ・要件定義書
         ・要件定義におけるレビュー時指摘一覧と対応内容と状況
         ・基本設計書
         ・基本設計におけるレビュー時指摘一覧と対応内容と状況
         ・詳細設計書
         ・詳細設計におけるレビュー時指摘一覧と対応内容と状況
         ・それに付随する品質報告書(あれば)
         ・現時点における課題状況一覧(ない訳がない)
         ・現時点における懸案事項一覧(ない訳がない)
      
      設計書以外に品質にかかわる指摘事項一覧や品質報告書
        そして、課題一覧や懸案事項一覧
         このような資料が正しく揃っている発注は品質状況は
           まずはよいと思われます。
      
      しかし、このような資料さえもないのであれば、
            上流工程での作業品質を疑わざるをえません。
      だいたい、このような案件ほど納期もまた短いのです。
      
      
      では、このような資料が提出されない場合、
        どうやって被害を最小限に食い止めればよいのでしょうか?
      
      
      予測される問題として
        ・仕様書の矛盾が見つかり、解決に時間がかかる。
        ・工程の終了間際に仕様変更が入る
        ・意味不明の文書が見つかり、対応がわからない。
        ・設計不良の問題が製造不良と認識される。
        
      
      このような予め予見される問題は、
        事前に解決方法を取り決めておくことです。
          問題が発生してからでは、責任の所在まで受注側になりかねません。
      
      
      
      
      それでも納期に遅れず、
          品質を確保するように最大限努力するには?
      
       ・ちょっとした問題点でも、リーダーが取りまとめ優先して解決を図る。
       ・担当者とリーダーのコミュニケーション漏れは無いように努める。
       ・設計上の矛盾を見つける。但しスケジュールとの兼ね合いもあり限界
        もある
         上級者が気になった点についてインターフェースを中心にチェック
       ・設計書の不備が見つかった時点で、作成会社へ問題点一覧を作成して
        メール送付して至急回答を促す
       ・設計書不備やQ&Aは一覧表して、後から交渉時に使用する。
         たとえ交渉が行われないとしても最悪事態を考えて必ず作成しておく。
       ・試験時に発生した故障の原因工程を、設計工程/製造工程と分類して
         管理する。
       ・設計故障から、推測できる懸案事項一覧を作成しておく。
         懸案(リスク)に対して対策案を作成して発注元に提示する。
         まだ潜んでいると予測できる故障を逆提案する。
         強化試験工数として請求できるようにする。
       ・レビュー時の指摘一覧が少しでもあれば、参考にして品質が弱い所を
        確認する。
         設計上品質が弱かったところは、結合試験で重点チェックを行う。
         設計矛盾が発生している場合が多い。
       ・課題や懸案事項があれば、仕様変更予測もしやすくなる。
         大きな影響がある検討項目は、担保をとっておく。
      
      
      
      このような作業を前向きに行えば、
        大火事になるプロジェクトまで発展することはありません。
          むしろ、ここまですれば、信用を勝ち取ることになります。
            なぜならここまでやっているプロジェクトは数少ないからです。
      
      
      
      
        企業には、そのときの諸事情が必ず存在します。
           逆転の発想で、信頼を勝ち取っていきましょう。
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