ソリューション&エボリューションのリュート株式会社
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  • 2008年6月3日発行

分割ラインです

  •  《 工程管理編 》

      
     試験工程初期における故障多発による進捗遅れ
      
      
      
      試験工程の初期は、いろいろな原因による故障が多発して
      進捗が遅れやすいのは周知のことです。
      
      
       故障原因もさまざまな要因が同時に複数絡み合っています。
        ・環境の設定ミスやモレ
        ・作成データ不良
        ・接続試験におけるAP設定ミス
        ・テスト内容の理解不足
        ・試験結果のエビデンス資料取得モレ
        ・試験結果の確認モレ
      
      どの試験工程においても、必ず初期に発生する故障内容です。
      
      リーダーとして、大騒ぎしないでどこまでガマンするか。
      判断が難しいところです。
      
      
      
       まず、手順と役割分担をはっきり決まっているか確認しましょう。
       手順が悪いと手戻り作業が多くなり、
          無駄な重複時間を多く作り進捗が余計に遅れます。
       故障が多いプロジェクトに限って一人3役5役と掛け持ちを行い、
         2次ミスやデグレードを誘発して作業効率を悪くしています。
       
        1試験手順を作成して全体周知を徹底させましょう。
          故障発見→故障台帳記入→原因分析→原因切り分け→修正依頼→
          状況記入→修正→単独確認試験→リリース→再試験
        2役割分担を明確にして重複しないようにしましょう。
          テスト実施者、故障解析者と修正確認者、修正と確認試験担当者、
          環境修正者、ライブラリ管理者、故障管理者
      
      
      
      
      優先順位を定めたいのですが現実には、
        結果異常の原因が、AP故障なのか。環境要因なのか
        不明な状態では、どれも優先順位などつけがたいのが実情です。
      
      
        原因が判明した段階で優先順位をつけることができます。
      
        1.故障原因の影響範囲(設計見直しは最重要)
        2.故障内容の重要度
        3.修復の難易度・修正量
        4.確認試験の範囲
        5.横展開の範囲と修正量
      
         これらの状況によって、
           どのスキルの人が、どういう順番で、どのように対応していくか
             リーダーの全体を見渡した判断が、とても重要になります。
      
      
      
      遅れた進捗状況を取り戻す要です。
       ・試験工程は、設計工程に参画していたメンバーが事情により
         いなくなる事態もありえます。要員の役割分担が重要です。
         要員の役割分担が進捗状況好転の鍵となります。
       ・横展開対応指示と確認する担当者の有無が重要です。
         同じ故障対応を重複して行わないようにすることです。
       ・影響度の大きさによるデグレード試験範囲の決定が手戻りを防ぐ。
       ・試験の重要度によって、スキルの低いメンバーでも
         試験の消化を可能にします。
       ・キーパーソンに作業が集中している場合は、整理要員をつけて
         交通整理をしましょう。
      
      
      
      重要なのは、故障を対応する件数よりも、
        重要な設計見直しの場合は、いかに影響範囲少なくして、
          且ついかにして今後発生する機能拡張の修正を容易にするか。
        重複する故障修正作業をいかに、効率よく行いモレによる再試験を防ぐか。
      
      
      
      作業内容と作業効率を考えて、担当にアサインすることにより
        試験消化の遅れは急速に回復する。
          今遅れが顕著でも手順を考え、回復スピードが人数による最大限の
            回復効果にすることです。
      
      
       「わかちゃいるけど難しい」と言うのはよくわかります。
          でも難しいからと言って考えないのは、もっとひどくなります。
      
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