ソリューション&エボリューションのリュート株式会社
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  • 2008年5月1日発行

分割ラインです

  •  《 品質管理編 》

      
       職人と品質との関係
      
      
      たぶんソフトウェア開発者の多くの方は、職人を目指して業界に
      入った方も多いのではないでしょうか?
      昔は私ものその一人でした。
      
      昔のソフトウェアの開発現場では、遅いCPUに足りないメモリの中で
      いかにして早く処理をさせるかのテクニックを競っていたものです。
      
      またお客様へのプログラムには、いかにしてメンテナンスをしやすく
      しておくかを考えて作成していました。
      
      
      
      しかし経験年数を重ねていくと同時に、時代の変化が加わり
        ・資格試験のみが重宝されてきた。
        ・利益重視の姿勢により職人育成は無くなってきた。
        ・技術の進歩が早く、特化した職人は育ちにくい。
        ・企業の方針変更により、習得してきた技術が中途半端で終わる。
        ・社員の離職率が高い現場では、弟子が育ちにくい。
        ・人材が、企業や土地に固定されなくなった。
      
      
      
      人と接しないところの技術は、革新のスピードが速く多様性も増して
       いるため職人と呼ばれる人が育たなくなっているのです。
      
      
      
      しかし、人と接する割合が大きいところは、まだ職人の余地がの残されて
      いるように思います。
      CGなどの芸術性が高いところや、上流工程が当てはまるのでは
                                ないでしょうか?
      しかし手法や技術テクニックが確立されているところは少なく
        個人のセンスによるところが大きいのかも知れません。
      
      
      今後は、確立された技術の場よりも、創造性を働かす場において
          活躍する人が、職人と呼ばれるのかも知れませんね。
      
      
      
      
      職人による師匠と弟子という関係は、
                   成り立ちにくくなっているように思います。
      流動性の高い人材と技術をうまく活用して品質を確保していくには、
      凡人でさえも守りやすいルールに従って作成すれば、
      容易に適正品質までたどり着くことができる手順が大切だと思います。
      
      
      
      今後労働力不足と高齢化が同時にやってきます。
      少ない労働力と頼りない労働力とわずかなオフショア労働力でもって、
        国内・国際競争を乗り切っていくには、
          さらなる効率化と新しい創造力が、
            もっと求められるのではないでしょうか?
      
      
      
      昔のような確立された技術をより深く追求していく
         職人の品質は求められていないように思うのは、
                     私だけでしょうか?
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