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2008年3月28日発行
《 リーダー教育編 》
詳細スケジュールを組む時の落し穴
いつも忙しくしているリーダーのスケジュールは、
単なる作業予定表になっていないでしょうか?
毎日、スケジュール追われて残業続き。
考える暇さえないのではないでしょうか?
スケジュールなんて、作っても守れないから作らない。
な~んて方もおられるかも知れません。
やはり少なくともメンバーがいる限りは、
スケジュールを作成して守らせる意識が必要ですよ。
ちゃんと売上と利益を出す意志があれば、
あなたは、必ず出来ます。
少し工夫が足りないだけなんです。
スケジュールを作成する時、
単純に見積もり工数を生産性で割って
必要日数を割り当てていませんか?
そこに、 もっとも大事な稼動率は考慮されていますか?
小さな作業項目もスケジュールにちゃんと入っていますか?
(目安は1時間を越える作業項目)
毎日8時間いや残業含めて12時間のスケジュールを作っていませんか?
作業のみの担当者であれば、8時間そのままスケジュールを作成しても
差し支えないかも知れませんが、
自身の遅れのリカバリもあるでしょう。(生産性の見込み違い)
他人の指導をしたり、問題を解決したり、打ち合わせを行ったり、
割り込み作業が多かったり、管理作業を行ったり、
している人に稼働率100%のままスケジュールを作成すると
どうなるでしょうか?
「忙しいから仕方ない」「納期が迫っているから」「人がいないから」
このような言い訳をするプロジェクトは必ず、
納期どおりに納品できません。
品質はかなりひどいものとなります。
問題は必ず発生するのです。
問題のないプロジェクトなんて、絶対にありません。
バッファーとなる稼働率の考慮を必ず入れてください。
シフト勤務体制を敷かなければならない場合もあるでしょう。
臨時要員追加も考えなければならないでしょう。
納期延長を申し出なければならないかもしれません。
リーダーはこれ以上、問題を悪化させない工夫が必要なんです。
そんな場合でもスケジュールには、
出来るだけ詳細な項目を
イレギュラーな問題を吸収する時間を
必ず考慮して建て直しを図りましょう。
第三者からも、誰が何の作業をしているのか見えるようにするのです。
もしかしたら、誰かが手の空いている時間に
支援可能な作業を手伝ってくれるかもしれません。
矛盾が見つかるかもしれません。
大きな作業項目と付随する小さな作業項目全て記述して、
見積もり時間を正しく算出しましょう。
そこに稼働率を加味してスケジュールを作成してください。
100%稼動は、ありえません。
多種多様な問題が発生してきます。
すぐに解決する問題もあれば、時間がかかる問題もあります。
イレギュラー作業も出てきます。
リーダー自身のスケジュールには、
現状を考察する時間をスケジュールに入れておきましょう。
状況は常に変化しています。
スケジュール表では、網羅できない項目もたくさんあります。
そのような問題を解決する時間をスケジュールに必ず盛り込んでください。
・リーダー実作業の稼動率は、多くても60%以下でしょう。
・上級メンバーの稼働率は、50~80%でしょう。
・担当者でも80%~90%にした方が、無難でしょう。
問題が多発しているときこそ、
他人が見てもわかる
稼働率を考慮したスケジュール
が重要なんです。