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2008年3月19日発行
《 リーダー教育編 》
メールによる遅刻・欠勤届けってどう思いますか。
携帯電話は、誰でも1台は持っている時代になりました。
それを良いことに遅刻・欠勤の連絡をメールで済まそうとしている人も
多く見かけるようになりました。
皆さんは、どう思われますか?
時代の流れなので、仕方がないと思われますか?
電話が普及し始めた頃は、どうだったのでしょうか?
むしろ、連絡が早く入るので受け入れやすかったのでしょうか?
それが、携帯電話になりメールへと進化してきたわけです。
10年以上前になりますが、お客様へ伺った中で、
机を向かい合わせにして座っているにもかかわらず
メールでしか会話できない奇妙な関係を見た憶えがあります。
おそらく皆さんもそんな光景をみた経験が
あるのではないでしょうか?
以後メールは、無感情で勝手な伝言という思いが一層強くなったのです。
私のスタンスとしては、
メールによる欠勤届けは認めません。
なぜなら欠勤の場合、本人の状況がメールだけでは詳細にわからないからです。
病気であれば、現在の状況や今後の本人の思いや話す雰囲気などが伝わります。
明日は出社できそうなのか、病院へ行くように指示しなくていいのか。
心配することは、たくさんでてきます。
メール1通だけではわかりません。
用事であれば、緊急の用件があった場合の対応や今日の予定や
万が一の時の対応方法など
確認しておかなければならない事があるからです。
遅刻の場合は、メールにて遅刻理由と遅刻時間を送れば許すことにしました。
もちろん出社後は、理由によってしっかり怒ってあげた方が、
後味が悪くなくて済みます。
私の考えは、古いかも知れません。
メール主流の世の中になってきており、
便利なものは使っていく方向に向いているのかも知れません。
でもメールでは伝わらない、
声の様子や話し方から伝わる気持ちなどは、
直接話さないとわからないじゃないですか。
もし、病気の欠勤をメールでは大丈夫と受け取っても
実際はかなり重かったりしたら、どうでしょう。
見過すことによって最悪の事態になるかも知れません。
リーダーは、心配性かもしれませんが、気にかけていきたいのです。
「うっとしい」と文句を言いながらも、「携帯が手離せない寂しさ」
相反する気持ちの狭間には、
「上辺でなく真剣に気にしてもらいたい」
本音があるように思います。
メールは文章の書き方によって、
受け手は捕らえるイメージが増幅されやすいのです。
メールを送った人は、そんな思いは入れていないのに
感情の解釈が、すれ違う確率が高いのです。
加えて言葉は、すぐに訂正できるのですが、
メールは返事を送る手間がかかるために
溝が広がり易いのです。
メンバーへの思いやりの気持ちを
すれ違ったり、掛け違ったりさせないためにも
最低限、電話によるコミュニケーションは保つべきなんです。
声の掛け合いは、メールの送受信より、はるかに気持ちが伝わります。
メールの欠勤を許していると、メールでの退職願いにつながります。
メールは、ややこしい人間関係を気楽にするための手段のように思えてなりません。
メールでの退職願いを受取った時、
所詮その程度の人間関係しか築けなかったのかと悔みませんか。
メールでの欠勤連絡は、本当の関係が築かれていないと悟りましょう。
「あんたの事本当に心配しているんだ。」と真面目に怒ってやりましょう。
メールでの欠勤連絡をなくして、本当の関係を築くのです。