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2008年1月24日発行
《 品質管理編 》
品質の向上は、各工程の最初で誘導する。
各工程の初期は、リーダーは本当に忙しいのです。
そんなことわかっていても、忙しいから後回しにしているのです。と声が。。。
でも、一番重要なことなのです。
プロジェクト開始時点では、
プロジェクトに参画したメンバーのスキルについて、
だいたいは知っているが、本当の所はまだ誰も知りません。
品質誘導資料として
・工程内作成物件一覧
・作成規約や手順書や品質チェックシート
・標準化資料
・ツール
・品質達成基準/(性能達成基準)
・作成環境説明
・運用方法(進捗報告や検証手順やバックアップなど工程運営方法)
などを揃えるのですが。
標準化や規則や作成手順などの資料をもとに説明会を開催して
いくら文書や口頭で徹底しても
実際に物づくりが始まると、かなり割合で間違っているのです。
詳細に説明してもやはり、理解度が人によって違っていたり、
理解のベクトルがずれていたりと、問題は必ず発生します。
いや「発生して当然なんです。」
この人間性をわかっていないリーダーが多すぎます。
説明に力を入れるよりも、
工程の初めに出来上がった成果物、または作成途中に対して
チェックを入れて間違っている箇所に修正を指示しましょう。
そして間違った内容で多かったものを、チェックリストに追加して
セルフチェックが毎回できるようにしましょう。
このような作業手順を時間を作ってメンバーに指示しましょう。
小規模プロジェクトでもメンバー全員でチェックしあうことは可能です。
こんな当然と思われることも、
案外抜けてしまって後で大騒ぎになっているのです。
工程の初期にこそ、
リーダーは、メンバーにチェックする時間を設けてやらせましょう。
時々、工程の終了になって一生懸命チェックを行っているプロジェクトを
見かけます。これは余計に品質を疑ってしまうのです。
本当に重要なチェックは、工程開始にあります。
・作成物は標準化などの規則に沿っているか
・要件は、満たしているか
・技術的に手法や利用について問題はないか。
効 果
・多く間違えた箇所の統計をとることにより、故障予測が可能
・チェックシートに追加して今後に同じ間違いを起こさない工夫。
・要注意メンバーが把握でき、今後前もって防ぐことが可能
・横展開を行い、メンバー全員の認識を同じにできる。
(★目標は、はじめから全員の品質の均一化を目指す)
人間と言う生き物は
・間違いを犯しやすい。
・油断すると同じミスを犯しやすい。
・理解の程度は人によって違う。
・一回言っただけでは、本当の理解はしていない。
プロジェクトには、さまざまな性格の人が、さまざまな事情を持って、
さまざまな考え方で、目標を達成しようとしています。
このような人間性を理解して、先回りして防ぐことができる人ほど
優秀なリーダーではないでしょうか。